no

ドケルバン病とは、狭窄性腱鞘炎とも呼ばれている腱鞘炎の1つです。親指の付け根、手首の部分に発生するもので通常は手を繰り返して使用することによって、腱の周囲に炎症を起こしてしまうものです。

ドケルバン病の原因としては、手を反復して使用することで疲労が蓄積することが代表的なものです。

他にも、関節リウマチが原因となったり、結核、細菌感染が原因となった化膿性腱鞘炎もドケルバン病の原因とされています。

ドケルバン病の症状としては、手首の親指側が痛くなることが代表的です。

これは手首の親指側にある腱鞘が問題となります。

手首の腱鞘には2本の腱が通っているトンネルのような腱鞘があるのですが、この腱鞘が分厚くなってしまったり、腱に傷がついてしまったりすることで、腱の動きがスムーズにいかなくなってしまいます。

次がドケルバン病の症状となります。

腱や腱鞘に炎症が起こってしまうことで、腫れてしまったり、赤くなってしまったり、熱を持ってしまったりの症状が起こります。

また、親指を曲げたり、伸ばしたり、広げたりといった時に痛みを感じるようになってしまいます。
 

ドケルバン病の疑いがあるのかチェックするには

診断としては、自分でも簡単に出来る方法があります。フインケルシュタインテストと言うのですが、親指を握りこむようにして手を握り、手首を内側に曲げるようにします。

この時に、手首の外側の部分に痛みが走るようであれば、ドケルバン病だと診断されます。

治療方法としては、患部を刺激しないように固定して安静にする方法が一般的です。

テーピングなどを用いて、手首を固定することもあれば装具を使って固定するケースもあります。

痛みが酷い場合などは、炎症を鎮める為に、腱鞘内に局所麻酔入りのステロイド剤を注射する方法もあります。

鎮痛、患部の腫れを鎮める効果もあり、よく用いられる治療法になります。

上述の方法でドケルバン病の症状が完治しない時には、手術が行われることになります。

手術時間はおよそ10分~15分ほどで、腱を締めつけている腱鞘を切離することによって、腱を解放します。

腱が解放されることで痛みや患部の腫れなども完治します。