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ドルケバン病とは、腱鞘炎の1つで狭窄腱鞘炎とも言われます。
手首の親指側にある橈骨茎上突起と呼ばれる部分で
起こってしまう腱鞘炎になります。
ドルケバン病とは、この橈骨茎上突起を通る筋肉を
使いすぎることによって、起こってしまうものです。

多くの場合、パソコン作業をし過ぎることであったり、
同じ動作を繰り返して行うような仕事で起こすことが多くなります。

ドルケバン病とは、女性に発症することが多く、
出産直後の育児時期に発症してしまう人が多いそうです。
ドルケバン病を簡単に診断する方法としては、
フィンケルシュタインテストがあります。

フィンケルシュタインテストとは、親指を握りこむようにして
手を握って、小指の方へと曲げるテストです。
これによって、橈骨茎上突起に痛みが走ることでドルケバン病だと診断されます。

ドルケバン病の治療としては、原因から考えると
手を使わないようにして安静にすることが一番です。
ただ手をまったく使わないようにすることは難しいですので、
せめて親指を固定するようにしたいですね。

テーピングなどを使って固定する方法や、専用の装具を使って固定する方法があります。
最もしっかり固定出来るのは包帯を巻くことだとされていますが、
水仕事などをする方には辛いかもしれません。

他には、治療方法としてステロイド剤を注射する方法があります。
炎症を起こしてしまっている腱鞘内に局所麻酔が入ったステロイド剤を
注射することによって、炎症や痛み、腫れなどを抑える効果を期待することが出来ます。

安静にすること、固定すること、ステロイド剤を注射すること、
以外の方法ですと、手術を行う方法があります。
炎症を起こしてしまう原因となっている腱鞘を手術によって
切離することによって腱鞘の中を通っている腱を解放する手術です。

手術と言っても手術時間は10分~15分ほどで終わりますので、簡単な手術だと言えます。
基本的にドケルバン病の治療の場合、ほとんどのケースでは手術をする必要なく
完治すると言えます。