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手の指に生じる関節痛の中にはあまり聞きなれない手指変形性関節症を
原因とする場合があるのですが、これはどういった病気なのでしょうか。

この病気はその名の通り手の指が変形してしまう関節の疾患で、
特定の部位だけでなく他にもひざ・股関節・脊椎・頚椎・肩・あご・ひじ・足などと
様々な場所で発症することがある厄介な病気といえます。

女性は関節のトラブルが多くあるのですが、
この手指変形性関節症もまた他の関節炎と同様に
女性に多く発症するタイプの物で、症状としては
まず長時間にわたる作業などを行うと疼痛があらわれることになり、
この負担が繰り返される中で軟骨がすり減り骨の変形が生じることになります。

初期のころの痛みはそれほど大きいものではないのですが、
症状が進行してくると動きが制限されるます。

より細かく見ると第一関節は変形が進むと痛みは
それほど大きくは無いのですが腫れ・熱感・こわばりなどが見られて
変形してくることになり、この第一関節のみの疾患は
へバーデン結節と呼ばれています。

また第二関節は同様の症状でブシャール結節と呼ばれて
第一関節のへバーデン結節と共に現れるようになりほぼ同様の症状があります。

母指の付け根の関節の症状は母指CM関節症と名づけられており、
付け根の痛みゆえ親指全体が使えなくなりますの生活においては
様々な支障をきたすことになり、このように関節痛がおこる部位により
それぞれ名称が異なります。

そして治療法に関してですが、まずは安静にすることが重要となり
痛みに対しては湿布・塗り薬・痛み止めなどの内服薬を服用することになり、
幹部を動かさないように装具を取り付けるなど保存的治療を中心に行います。

症状が進行しており痛みが強い場合には局所麻酔薬や
ステロイド薬の注射をすることもあるのですが、
痛みが取れる2~3年後には進行が止まるものの変形した患部は治ることが無く、
そうなると外科手術で人工関節を装着するなど、
手指変形性関節症は手の指に生じる関節痛の中でもかなり厄介な病気だといえます。