指先の神経痛は、末梢神経が何らかの原因でダメージを受けたり、
栄養が不足して痛み物質が発生することで起こります。
末梢神経のダメージは疾患が原因になっていることが多いのですが、
指先の神経痛の場合、特に腱鞘炎が原因になることが多いようです。

腱鞘炎は、同じ動作を繰り返すことが
習慣になっている人がかかりやすいと言われています。
工場の仕事でずっと手作業をする、パソコンの入力をする、
何かを握るというように、同じ動作を続けることが多いと
腱や腱鞘の一部だけにずっと負担がかかります。
負担をかけ続けられると、その部分がダメージによって
炎症を起こすために腱鞘炎が起きてしまうのです。
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腱鞘炎というと手首に起こる病気、と言うイメージがありますが、
最近はパソコンなどの普及の影響もあり、指先に起こることが多くなっています。
腱鞘炎は、初期段階であれば、安静にして使わないようにすることで、
自然治癒力によって炎症が引くこともあります。

ですが、指先は常に使うものですし、ましてや仕事などが絡むと
痛みがあっても休ませることが出来ません。
休ませないままでいると、当たり前ですが症状は進行していって、
自然治癒力では治せない状態になっていきます。
そうなったら、病院での治療を受ける必要があります。

腱鞘炎の治療方法は、まず薬で炎症を鎮めることから始まります。
ステロイドや消炎鎮痛剤などを用いて炎症を鎮め、
後は出来るだけ負担をかけないようにしていきます。
炎症が治まれば、神経への刺激もなくなっていくので、
神経痛も改善することが出来ます。

ただし、腱鞘炎は一度治ったように見えても再発することが多く、
何回も神経痛が起きるようであれば、
場合によっては外科手術をしなくてはいけません。

もし、単に冷え性や血行不良で神経に栄養が届けられず、
そのため神経痛が発症している場合でも、血行を促進する作用のある漢方薬を
服用するなど、とにかく薬で治療するのが一般的です。
即効性があるものとしては、湿布薬を使ったり、注射をする治療法もあるので、
痛みがひどい時には医師に相談してみましょう。