体のどこかに痛みを感じる場合は、必ず原因があります。中には原因不明と思われる痛みもありますが、精密検査をすれば痛みの原因もはっきりします。

手の指が痛くなるという場合は、ある程度原因も想像しやすいのですが、その中にレイノー現象というのがあるのをご存知でしたか?

あまり聞きなれない症状ですが、レイノー病やレイノー症候群とも言われています。

レイノー現象が起こるのは、冷たい環境にさらされた時や、極度の緊張状態に陥った場合が多いと言われています。

たとえば氷水に長い間手を浸けていると冷えて血行が悪くなります。極度に緊張するという状態も、血管が収縮しますので、一時的に血行不良の状態となります。

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(※イメージ)

この時手足は冷たくなり、顔色も悪くなります。ひどくなるとチアノーゼを起こす人もいますが、この一連の症状をレイノー現象と呼んでいます。

手指に起こりやすいレイノー現象

血行不良や冷えが原因で起こるレイノー現象は、手の指に起こりやすいと言われています。

冷え以外にも痺れや痛みを感じる事もありますが、冬には手の指など末端が冷えやすいので条件が揃えば誰にでも起こる可能性はあります。

しかし中には季節に関係なく起こり、緊張や冷えという原因もない原因不明のレイノー現象もあるといいます。

レイノー現象が起きても一時的な事で時間の経過とともに症状も改善されていきますので、特に健康上問題がない場合は経過を見守ります。

しかし中には他の病気が原因でその合併症として、レイノー現象が起こる事があります。この場合は手指の痛みや痺れの他に、むくみや皮膚が硬くなるといった症状があり、膠原病が原因となっている傾向があります。

レイノー現象が起きた場合は必ず原因がありますので、原因不明の場合は病気が隠れている可能性を疑ってみましょう。

もしも他の病気が原因でもきちんと検査をすればはっきりします。

単なるレイノー現象の場合は、血行不良からくる冷えが原因なので、血行不良を改善し手を温めれば症状も改善されるとも言われています。