no

固い蓋を開ける時や何かを指で引っ張る時、握力が弱いせいで人に頼ってしまったという経験がある方もいるでしょう。
普段なら特に気になりませんが、何かの時に指の筋力があればと思うことは少なくありません。
そんな指の筋肉は、どのように鍛えれば良いのでしょうか。

握力は指の筋肉の強度が関係している、と言うイメージがありますね。
ですが、指をたくさん使ったからといって、指が筋肉痛になったなんて方はいないでしょう。
指には、腹筋や足などのように目に見える筋肉はありません。
また指そのものには筋肉がなく、指の力というのは手のひらや手の甲、指からつながる前腕などの筋肉が握力を支えています。
つまり指の筋肉を鍛えるには、指の腱を支えている部分の筋肉を鍛える必要があるのです。
その中でも特に握力に関わっているのは前腕の筋肉なので、この部分にフォーカスした筋力トレーニングを行いましょう。

前腕は、手首の内側から肘までの部分で、この筋肉を鍛えることで指の筋力をアップできます。
前腕を鍛えるトレーニングは、リストカールがもっとも効果的です。
まずはダンベルやウエイトを用意して、椅子に座ります。
そしてダンベルを持ったら、手のひらを天井に向けた状態で、肘を太ももに置きます。
この時、手首から先は膝より前に出るようにしましょう。
その状態で腕を動かさないように意識しながら、前腕の力だけでダンベルを持っている手首をゆっくり肘の方に曲げていきます。
そして、またゆっくりと元の位置に戻してください。
このトレーニングを5回1セットとし、3セットから5セット行いましょう。

もっとアクティブに鍛えたいという方は、懸垂用の鉄棒を使ったトレーニングもオススメです。
親指以外の4本の指で鉄棒からぶら下がったら、前腕と指の力を使って懸垂しましょう。
といっても、いきなり指で懸垂をするのはほぼ不可能ですから、最初はぶら下がるだけで十分です。
ぶら下がった状態でも指や前腕の筋肉を使うので、10秒、20秒というようにぶら下がっている時間を伸ばしていきましょう。
ぶら下がるのが苦にならなければ、少し体を上下させてください。
このトレーニングは、腕全体の筋肉も鍛えられるので、指の筋力アップにもとても効果的です。
ただし無理をすると怪我をするかもしれませんから、絶対に無理をせず安全な環境で行ってください。

筋肉は負荷をかけたからといってすぐに鍛えられるものではありません。
筋肉がつくまではある程度の期間がかかりますから、すぐに諦めたりせずにじっくり鍛えていきましょう。